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労務単価発表

労務単価発表

「平成25年4から適用する公共工事設計労務単価」が3月29日金曜日に発表となりました。

今回からの特徴は「労務単価(支払い賃金)」と、「労務単価」に「警備会社の諸経費」を計上した金額の二つを試算したことが評価に当たります。


過去、「労務単価」が公表されて以来、「労務単価」=「警備料金」と勘違いするユーザー、同業者により警備料金は下落の一歩をたどっていました。


「労務単価」は警備員に対する支払賃金ですから、「事業主負担」として、制服・教育・福利厚生等が含まれておりません。


結果、諸経費を含まぬ金額で契約する業者が増え、警備会社の負担増と警備員自身の賃金下落という悪循環が発生していました。


しかし、これはユーザーのせいばかりにするわけには行けません。公表「労務単価」の意味を解しない一部の警備会社、つまり我々自身の不徳の致すところでもあったのです。



その改善のため、全国警備業協会を主体として様々な取り組み・研究がおこなわれ、今回の試算に結び付いたわけです。

これは、業界団体の弛まぬ努力が実を結んだ結果です。



そして、これからが我々の仕事です。


   各警備会社においてユーザーへの説明と理解、


   入札における適切な経費の計上、


   警備員に対する支払賃金の向上、


など、やることが山積みです。



まずは、同業者に対する「適切な警備料金の試算方法」に対する研修会が必要でしょう。


行動あるのみ!


東北の労務単価と管理費を含めた表です。
画像の説明
こちらからどうぞ「平成25年4から適用する公共工事設計労務単価」 ※少し重いです。

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