北海道地区合同講師研修会に行ってきました。
北海道地区合同講師研修会に行ってきました。
8月20.21日、北海道札幌市で行われた「北海道ブロック研修会に行ってきました。
一泊二日の強行軍です。
会場は「JR社員研修センター」
近くにサッポロビール園があります。
研修は、北海道地区の特別講習講師が種別ごとに研修を行います。
- ①効果的指導法の研究
- ②効果的指導法の実践
- ③模範演技能力の向上
- ④部隊教練
- ⑤護身術の指導法・模範演技能力の向上
といった内容です。
予定外の雨のおかげで内容に変更がかかりましたが、充実した研修会であったと思います。
最近感じられることは、先輩の培ったノウハウが後進にうまく受け伝えられていないということです。
先輩からの伝授は、何も手取り足とりの指導に限りません。先輩が規範を示し、後進がそれをまねて伝授する、いわゆる「看取り稽古」が重要です。
後進:「何も教えてもらってません」
先輩:「やらせて間違ってるところは指導しているけど」
という声を耳にしますが、
先輩:言わずもがな、俺のやり方から盗め!
後進:いろんな先輩から技を盗んでやる!
といった気概が薄れているのでしょうか?
原因として、後進にチャンスを与え指導はするが、見本を見せる先輩が減ってしまったのではないか。
「見て盗む」ことをせず、教えられるまで「待ちの姿勢」をとる後進が多いのではないか。
と思います。
「見て盗め」は厳しいかもしれませんが、最初に必要なことであり、それを盗み実践し失敗する後進に指導を加えることで「伝達」が成せるのではないかと感じます。
自分も、まずやって見せる。見せっぱなし、やらせっぱなしではなく、最後まで目をかける。そんなことを意識した講師活動を後半の目標にしていきたいと思います。
さて、明日から「技術研究専門部員研修会」、来週は「施設1級現任研修会」、その足で「大分貴重品2級特別講習」と大忙しですが、後半戦も頑張りぬきます。